日記第4回
ビデオの効用編

4.ビデオの効用

お世話になっている銃砲店さんの練習会で、射撃フォームをビデオに撮って貰いました。ビデオ映像は動かぬ証拠ならぬ『動く証拠』となって、目の前に現実を突きつけてくれます。(-_-;)

4-1.撮影

いつものように練習会で指導して貰いながら1ラウンドを終えたら、U銃砲店の社長さんがどっかに消えたと思ったら、小脇にビデオカメラと三脚持って現れました。で、撮影しながら1ラウンド廻ります。自分ではビデオ撮影に関係なく、出来る限りの速さの挙銃、ゆっくりしたスウィングを心掛けたつもりでした。

なお、ビデオを撮影する際は、三脚を使うこと(手ぶれ防止)、横または斜め後ろから人物を中心に撮影すること、飛んでいるクレーは余程クレーが見易い射場でないと映らないこと、など注意する必要があるそうです。

4-2.上映会→反省会(T_T)

練習会終了後、お店で撮影したビデオを見せて頂きました。社長さんに「挙銃が遅いので、もっと速く挙銃しないと」と練習会で指摘されていたのですが、それなりに挙銃練習していたので「指摘されているほどは遅くないでしょ」と内心思っていました。しかし、目の前のモニターに移っている自分の姿は、呆れるほどにゆっくりした挙銃動作でした。しかも、同じ練習会に参加していた女性よりも遅い挙銃動作でした。(-_-;)

社長さんは「ほら見ろ」という顔で私の遅い挙銃動作を指摘しました。その修正の為に素早い挙銃動作の練習を10秒間で15回行うように指導されました。反論どころか言い訳もできません。若いうちなら頭で思ったことと身体の動きが一致しているようですが、オヤヂと化した私には頭で思い描いても身体はその通りには動いていないようです。まさにやっているつもりだったことをビデオは思い知らせてくれました。

その他、銃の反動を受け止め切れていなく初矢の反動で身体があおられて二の矢がクレーの上に行っていることも判明しました。(-_-;)

4-3.ビデオの効用

ビデオ撮影でフォームを確認するのは大変参考になります。他の方から指摘されても、それが自分の思い描いているイメージと違うと「そうかなぁ?」と半信半疑になると思います。しかし、映像で自分の姿を見せられると、半信半疑ではなくて現実として理解できます。自分自身を客観的に見つめる道具としてビデオは大変有用な道具です。
但し、その撮影には安全に注意しましょう。ビデオを撮影するのに夢中になって、危険な行為や他の射手の迷惑になる行為を知らず知らずに行ってしまわないように注意しましょう。

定期的に継続して撮影しておけば、その人の成長が記録できます。あるお客様の記録を見せて頂きましたが、最初の頃と数年後では全くフォームも異なり、すっかり上達されていました。勿論、その方の努力の賜物ですが、それが映像で見て取れるのは大変面白いです。また、上級者は好調時のフォームチェックにも役立つのではないでしょうか。