●極寒の中皆様いかがお過ごしですか、さて皆さんバイクの季節です(笑)。雨の少ないこの時期、路面凍結に注意しながら、あったか装備でバイクで射撃場に行きましょう。渋滞もへっちゃらだしね。
■バイクで行く場合の留意点。
これはおおよそ次の項目を遵守することが大事です、
(1)銃を携行していることが判りにくくする。
これはまあ今さら言うまでもなく、保安上の問題ですが、かといって「ラケットケース」や「ゴルフバッグ」などに入れるのは逆に怪しいのでやめてください。これでもしも検問にでもあったら余計面倒なことになります。
基本的には、ブレークダウンタイプのソフトケースに入れれば問題ありません。世間一般の人は銃は長いものだと思ってますから、分解してケースに入れれば判りません。もっともライフル射撃をやってる人はARやスモールボアをロングケースに入れて装備品バッグと持って電車で撃ちに行ったりしてますので、あまり神経質になる必要はありません。
問題は本人のほうです。あまり怪しい格好は止めましょう。
(2) 装備はすべて身につけること。
かんたんに言えば、「両手を挙げても装備は総べて身体に下がっている状態」を言います。銃本体は背負っていても、装弾をバイクに積んでいてはだめです。いくらサドルバッグなどに入れて固定しておいても、バイクに銃や装弾を残してその場を離れては法律違反です。
さらに具体的に言えば「高速のサービスエリアでうんこをする時」を考えて下さい。銃も装弾も身につけてトイレに行かねばならないのですから、こういった状況を考えた装備と携行方法が必要です。
(3) 銃や装弾の重みを考慮した積載方法を考える。
はっきり言って、装弾も銃も重いです。うっかり背負ってるこれらの装備の重量を肩で全て受け止めてしまうと、腰にきてしまいますよ。へたするとお尻にシートずれが出来てしまいます。このへんもあとでちゃんと解説します。
(4) 万が一の転倒時などに装備装弾が散乱しないようにする。
基本的に安全運転に心掛けていただきますが、バイクの場合は貰い事故がないとは言えません、また路面状態などによる転倒などもあった場合、バックから装弾がバラまかれることは、紛失等あればただの立ちゴケがあとで大事になってしまいます。このへんもあとで解説します。
以上の3点に留意した携行装備と積載方法を解説しましょう。
■最適なバイクは?
これはまあなんでもかまいません、一般に射撃場は山の梺や、山道を少し入った所にあったりする場合が多いのですが、がちがちのレーサー系以外ならなんでもOKだと思います。
わたしの感じでは、射撃場まで近い方(20分程度)は永遠の国民車「スーパーカブ」が最適じゃないかと思います(笑)、家の近くの射場にもカブに農家用コンテナを付けて装備を入れ、銃を担いであらわれる人がいますが。カントリーっぽくて好きですね。
もうちょっと遠い人は、200〜250ccクラスのデュアルパーパスタイプが楽です、私はこんな場合はホンダのAX-1(おんぼろ)で行ってますが、楽ですよ。
あとは実際、なんでもOKでしょう、わたしは他に「ハーレーダビッドソン」のFXDやスポーツスターなんかでも行きますが、これも楽ちんです。
■私の実際の装備。
さてこれからが実際の装備の例ですが、まずちょっと遠出する(100km位まで)ときの装備の実際例を紹介しましょう。
まず、携行するものの一覧は次の通りです。
◇ | 銃(あたりまえだ) | 私は30インチ銃身のSKB MJ-5を持って行きます、レミントン870の場合も同じです。 |
◇ | 装弾 | これはこの方法の場合、最大250発携行可能ですが、普段は125発ぐらいです、休日などに8ラウンドも撃つ方はちょっとたりないかも(上手い人は別!)しれませんが、普通は2ラウンドぐらいしか撃たないので私はこれでOKです、やたら重いし。 |
◇ | 射撃ベスト | |
◇ | シューティンググラス | |
◇ | イヤープロテクター | |
◇ | クリーニングロッド | |
◇ | オイル | |
◇ | タオル | これは銃用のオイル布と、自分用のタオルです。 |
◇ | 帽子 | |
◇ | ゴミ袋4枚 | これは雨に備えて、銃と弾薬の防水の為に使用します。 |
◇ | 雨カッパ上下 | これはバイクに括っていってもOKです。 |
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