● おとうの公式参戦記
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第27矢:「お子〜たま1号波乗大会に出る?」
 クレー射撃とは全くの無縁のお話ですが,今年はおとうの公式チャレンジの他に愚息1号がサーフィンを始めることになった年でもあります。な〜に,近所の某パープル系スポーツショップの店頭で「お子さまでもOK!ソフトボード(名前違ったかな?)」という品物と「購入者は無料でスクール指導」という張り紙を嫁だがねが目に留め,何でもやりたがりのお子〜たま1号に話をしたところやってみたい!と言うのがスタートのきっかけなんですけどね。もともと我が家はサーフィンとは全く縁のない家庭なのですが,茨城県で射撃&波乗り&スノボ&バイク&おねいちゃん(失言)・・・にご活躍のご存じJM氏より親子共に波乗り話をちょこっと小耳に挟み,機会があれば考えても良いかな〜と思っていた背景があります。やるとなったら行動は異常に早い一家です。ボード,ウェットスーツ,その他を即購入!スクールの予約もバッチリです。さらにはスクールが待ちきれず,無理をお願いしてJM先生に初乗り指導を伝授して頂くことに・・・台風の影響でスクールは中止続きだったものの,JM先生ご紹介のショップのお世話にもなり,7,8月でどうにか4回ほど海に連れて行くことができました。恐ろしく身体の堅い子供ながら,運が良ければ自分でテイクオフがとれる程に上達?しました。
 そんな中,9月に入ってショップのお兄さんから,T木県で初めてのキッズ部門初心者対象の大会やるんだけど出る〜?というお誘いをうけました。それは根っからのチャレンジャー親子には良い餌です!パックリと食い付き,あとは大会に臨むのみ!でもいかにキッズ部門とはいえ,やっている子はガンガンやってるはずです。お店に来ている子の中で,小学校6年生で一般のクラスで大会でてる子もいるよ!との事。いいんですよ別に他人がうまかろうとなんだろうと,本人も大会参加という言葉に酔いしれております。きっと本番では波に乗れないで終わることも考えられるでしょうが,それはそれです。
 さて,大会当日,ココは茨城県大洋村のとある海水浴場です。T木県チャレンジカップのスーパーキッズ部門にエントリーです。参加者は・・・6名でいきなり全員でファイナル・・・どこかで聞いたことのあるようなシチュエーションです・・・きっと気のせいでしょう・・・ピーカンの中,大会開始のホーンが鳴り響きます。サーフィン大会のルールも初めて教えてもらったのですが,今回は13分という限られた時間の中での採点となります。細かな採点基準はよく知りませんが,まずは波に乗れなければ話になりません。スーパーキッズ部門では,テイクオフが苦手な子も多いので,大人に後ろから押してもらってのチャレンジです。さすがに親子で慣らしているであろうちびっ子達はどんどん乗ってきます!かっこいいですね!我が愚息は・・・ショップのお兄さんに押してもらっているのですが,今ひとつ乗り切れない感じ・・・結局時間内にまともに乗れたのは1本くらいでした。親の目で見てもドンケツは確定です。海から上がってきたご本人様は特に悔しい様子もなく,むしろ単純にサーフィンを楽しんできたといった感じ。無欲ですからね・・・表彰では思った通りのドンケツ!でもファイナリストにはトロフィーが貰えるようで,当然ドンケツでも6位のトロフィーが・・・波に乗ったサーファーさんがくっついたかっこいいトロフィーを貰って本人は大興奮しておりました。初参戦でファイナル出て表彰されるなんてずうずうしい!(これもどこかで聞いたことのあるシチュエーションのような・・・)
 やはり自然相手のスポーツで,限られた時間の中でパフォーマンスを示すのは簡単なことではありません。大会前からきっと本番は思い通りになんてできないぞ!と話していたのですが,本当にその通りです。本人もその点はよくよく体験として理解できたようです。まさに経験に勝る学習はない!といったところでしょうか。さて,帰り道でお子〜たま1号に,今日の経験を次に生かしていくためにはどうしたらいいと思う?と聞くと,どんな時でも波に乗れるようにどんどん練習するしかないよね!とキッパリ!子供の口から出た言葉に思わずハッとして,改めて自分の公式に対する姿勢も思い直した次第です。まあ,これが言いたくて余計な1話を書いてしまいました。