● おとうの公式参戦記
夏季本部公式申込〆切の１週間位前でしょうか，ダブルトラップのエントリーしてるの２人（含・おとう）しかいないみたいよ！という噂を耳にしました。えっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・（しばらく意識が現実を離れる）そんなしかいないの？大会開催なくなっちゃうのかな〜，何とか当日お休みが取れるようにお仕事頑張ってるのに・・・まあ開催さえしていただければ良いのですが・・・でもさらにもう一つ問題が・・・頑張っているお仕事が終わらないんです。自分がとりまとめ役をしているお仕事の報告期限が実はダブルトラップ開催の日。実際にはまとまった報告書を役員にまでプレゼンして，これを最終的にメールで香港のラボまで送信しないと行けません。でも報告書にまとめるためのデータがうまく取れないんです。グスン，このままだとお休みが取り消しになっちゃうヨ〜！でもMOONさんからこれからエントリー者増えるかもしれないよ。という一言を聞き，多少落ち着きを取り戻しました。どうも今回の夏季本部公式はあと２ヶ月に迫ったアテネ五輪女子ダブルトラップと女子トラップの補欠選手選考予選を兼ねるらしいよ，とかいう噂もあるらしいのです。（本当はどうだったのかは知りません）なんてこったい！それじゃーものすごいレベルの人たちが集まっちまうじゃないかい！格闘技のデビュー戦でいきなり力道山やカールゴッチ，ルーテーズのいるリングに投げ出されたようなものです。ちょっと例えが古いですね，それ以前に女子選手に失礼ですね・・・訂正します。女子フィギアスケートで４回転ジャンプができる程の選手達の中にゴム長履いてスケートリンクに出ていくようなものです。でもこれだけの国を代表して活躍される皆様の中で撃てる機会なんて普通ではありえないことです。スコアなんて最初から割り切っていますからこの試合を貴重な経験と出来るようがんばりたいと思います！数日が過ぎ，大会10日前にエントリー〆切となりました。あとはエントリー確認のハガキが届くのを待つだけです。でも・・・来ないんです。ハガキが・・・来ない。来ない。来ない。来ない。・・・とうとう大会２日前になっても届かない。同じ夏季本部公式のトラップにエントリーしている同僚NやMOONさんにはエントリーの確認＆当日は○時に来てね！のハガキが届いたよ，という連絡を貰ったのに・・・これは郵便事故なのでしょうか？んっ，郵便？はっ，これは某茨○県郵政職員の謀略では？まさかＴ木県の配達物にまで魔手をのばすとは・・・恐ろしきカナ，
ど○ちゃん！と，くだらない妄想を思いめぐらしていてもしょうがないので，意を決して日本クレー協会に直接電話をかけて確認することにしました。まさかダブルトラップは開催中止だからハガキ出してないんですよ！とか，あ，おとうたまさんですね，貴方はへなちょこだからエントリーが認められなかったんですよ！とか言われたらどうしよう〜。でも確認しないと始まらないからね・・・え〜と，ゼロ・サンの・・・っと，「あっすいません栃木県のおとうと言いますが・・・」，日クレの方「会員番号○○○○○のおとうたまですね，エントリーされてますよ。当日は８時半受付終了で，受付終了次第開会式を始めます。９時から射撃開始になります。それでは頑張ってくださいね！」と丁寧なお答えを頂きました。やはり単純にハガキが届かなかっただけのようです。（怪しい・・・ど○ち）まあ，これでダブルトラップが開催されることとエントリーが受領されていることは確認できたので一安心！あとは報告書さえ何とかなれば念願のダブルトラップに参加できるぞ！ってことで総力戦である。職場の皆様を全員巻き込んで何とかデータを取りきり，プレゼンまでを一気に撃破！（周りの人間にはいい迷惑である・・・）これで心おきなく決戦に臨めます。そうそう，後日お話しを聞いたのですが，エントリーのハガキが明らかに遅いなと思ったら遠慮なく早々に日クレさんに聞けば良いそうです。確かにメンタル面も大きく左右する競技ですのでさっさと電話して確認すれば良かったですね。６月１８日金曜日，朝５時起床。決戦は金曜日（ドリカム）である。例によってまずは犬のお散歩，今日は遠足でお子〜たまにお弁当を作らないといけないので適当に弁当箱に食えそうなモノを詰め込み終了。もちろん嫁だがねは高いびきで寝ている。さあ出撃だ！ホラ貝を吹け！東北道をひた走り，二本松I.C.へ。ん，７時過ぎに着いてしまった。ちょっと早いな，こんな時は今年の１月にあだたら高原スキー場に行った際にチェックしておいた二本松I.C.降りてスグ前にある24h営業のデニーズに直行さ！深炒りコーヒーを飲みながら先日のＤＴ練習の際に作った汚い落書きメモで各セットをどのように攻めるのかを改めてチェック！（って言うか，まだ頭に入ってないんかい！）朝のウ○チも済ませてさあ乗り込むぞ！二本松市総合射撃場は二本松I.C.からあっと言う間，案内板もしっかりあるのでわかりやすいですね。しかし美しい！なんてきれいな射撃場でしょう。高台の中腹にトラップ２面（写真５），スキート２面（写真６），クラブハウス（って言うのかな？）を備えるこの射撃場とても良い環境ですね。射面もバックストップまでキレイに刈り込まれており，そのバックストップもクセ無くほぼ真っ直ぐにそびえておりますのでものすごく撃ちやすそうです。近かったらココに通いたいですね！すばらしい射撃場です。さて，受付３０分前の８時くらいに射場に着いたのですが，人影もまばら・・・射場の方らしき方々がいそいそと朝の準備をしている他は，選手達の姿はまだ見受けられません。とりあえずこのきれいな射場の写真をネタ用にパチパチと撮っていると，ゴゴゴゴゴ〜〜〜という地鳴りと共に１台，また１台と車が入ってきます。あれよあれよと言う間に１０台位の車がクラブハウス寄りに駐車してきました。いよいよ選手達が集まって来たのでしょうか？緊張が高まっていきます。
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