帰り道にある中華店。以前からこういった感じのオープンキッチンでカウンターを重視した中華店が好ましいと思っているんですが、なぜか最近仕事で関わったり仲間が始めたりする中華店ってカウンター無しで相席不可のテーブル席で、まあ什器類は今っぽいんだけど、実態は昔からある街の何でもありの大衆中華食堂そのものの作りにしちゃうんですよ(笑)結果フロアにも従業員が必要で人件費もかさむし、最近の主流のお一人様やお二人様客をスポイルしている。結果ほぼ3年でアウトに。まあ、お金がある人でも5年が限界なんですねえ。それでも家族でやってるところはなんとかもう少し長続きするんですが、貧困化が進む日本ではクウォリティに比べてリーズナブル(安いって意味ではなく、お得感があるって意味)で、お一人様やカップルも取りこぼし無く、女子会も大事にした店しか生き残れないんですけど、日本人経営の中華店ってなんか保守的なんで難しいんですねえ。