で、もやしは売り切れ。アベノミクスってのは、物価が上がれば企業の儲けが増えて給料も上がるってレトロすぎる経済論でやってるわけだけど、以前は18円が普通だったもやしが今は36円が普通。これって実に100%のインフレですよ。他の食品、特に野菜は天候のせいとか言っちゃってるけど、ずーっと上がったまま。で、儲けが増えたのは円安誘導で円建ての利益が増えたトヨタなどの大企業だけ(笑)でも政府の発表する物価統計では物価上昇は1%ちょっと。なぜか、しれはねアレには食料品は含まれいなくって、統計の基礎になる物品は車だのテレビだのばっかりだからです。だから値上がりの実感と統計が乖離しちゃうんですね。ということで庶民に取っては生活必需品は上がってるし、社会保険負担も税金もあがってて、でも収入はそれほど上がってないって状況では、当然節約するしかない結果が消費の低迷になってるんですね。