ACアダプタを入れ忘れるところでした。で、製造会社名を見ると台湾のフォックスコンの製品だとわかります。フォックスコンってのはシャープの買収で有名になた鴻海のブランド名です。そのフォックスコンはもともとは74年に従業員10名で始めた小さな会社でしたが、今は全世界の電子製品の40%を製造する巨大企業になりました。実は日本の企業の多くは、バブル期以降はフォックスコンやエイサーなどの台湾企業に物を作らせて、楽して日本ブランドで売ってたんですよ。ところがどっこいその下請け扱いしてバカにしてた会社が自力をどんどんつけてきて、殿様商売で市場をなめきってた日本企業はあっというまに凋落。今やAppleのiPhoneもiPadもHPやDELLのパソコンも、任天堂のゲーム機もこの会社のお世話になってるって状況です。これ、単なる下請けではなく、品質とスピードでのし上がってきたってことでは、日本製ってのを売りにしているだけで品質低下と独自の訴求力に欠けてジリ貧の日本企業とは対照的ではありますねえ。