● 06年09月25日 RG動物病院へ
朝、フィラリアの予防薬を貰いにRG動物病院までクロさんととぼとぼと歩いて行きます。
寂れた街の中をゆっくりと進みます。
昔ながらの家、緑が多い。
緑の残る路地を抜けて。
裏路地の神社。
d 石屋さんの車。
未舗装の路地を曲がります。
懐かしい鱗のような壁。子供の頃、友達の1人が住んでた超貧乏長屋の壁は一斗缶の蓋で葺いたこんな壁でした。
農機屋さんの前にあったポンプ。
看板屋さん。
もう40年無駄な空き地になってる場所。やる気の無い地域性の象徴かも。
東電さん、例の核分裂をモチーフにしたマークが見えます。渋谷電力館なんて原子炉を模した造りだし、とにかく原子力推進に邁進してます。でも原子炉って廃炉費用・廃棄物保管費用は天文学的な金額になります。まだ廃炉に関しては実証実験段階で、本当に環境に影響を与えずに実施できるかも良く判っていません。このままのペースで行けば、低レベル廃棄物を海洋投棄でごまかしても(海洋汚染は致命的に出てくるでしょうけど、影響が出るのは数十年から数百年後なんで知らなかった事にしてやっちゃうでしょうがね)、消費税の20%上乗せでも足りないかもしれない位のコストがかかるんですよ。特定業界には美味しい話です。オール電化で増税必至ですねえ。
新人らしいなあ、練習中かな。昔東北電力に入ると、冬は辛い保守作業が待ってました。いまや下請けがやるんで本社の人間が現場に出る事はなくなってますが、そりを引いて山間の電線の氷落としなんか黙々とやってる人見ると、勤勉な労働の大切さがよ〜く解ります。
鉢植えと雑草の境目が曖昧になってます。でも咲いてる花が可愛い。
空洞になった市の中心部を横断するクロさん。
私の生まれる前から続くお店はもう数軒しか営業していません。
お隣が無くなって、造った壁が寂しい。
色彩感覚がオカシイお役人は平気でこんな色を塗っちゃいます。
もう市街地の20%位が空き地になってます。駅前の丸井の撤退(事実上市が追い出した)以来、急速に商店の閉店が進んでます。2000年には駅前通りの90%が店を開けてましたが、現在は40%位になってます。この路地も今や開いている店は2軒だけ。空き地は30%ぐらいに拡大しています。
自転車屋さんのわんちゃん。
むか〜しは模型を売ってたのはここだったかな。50年前の話だけどね。
昔おばあちゃんが先代のクロさんを連れて行ってた整骨院の路地を覗くクロさん。
鷲宮神社の境内。
クロさんも子供の頃から来てる場所です。
鳥やさんの鳩小屋。
保育園の子供達、今日は運動会の練習かな?
お隣の保育園から来ました。
裏手の小山、昔のまま。
空き地に佇むクロさん。
病院に到着しました。
先生がクロさんにお土産をくれました。
試供品のハンバーグっぽい生のフードです。
でも食べないんだよなあクロさんは。
帰りに通ったペットショップの看板にちょっと興味がるクロさん。
昔長屋があった路地、今は何にもありません。
空は青空。
お地蔵さんの前。
レンガの蔵の脇を通って。
昔は川だったこの前の通り、暗渠化してメインストリートになったけど、今や寂れ切って次第に遺跡化していってますねえ。実はこの辺りに出店したい若い人も多いし、住民も10万以上居るのに、安く貸してくれる箱はないし、建物はぼろいし、駐車場は高いしではねえ。とにかく活性化って言うんだったら、家賃タダでも店を出してもらう方が良いと思ってるのは私だけか?
こんなんばっかり増えるのに、金利のグレーゾーン廃止に頑強に抵抗する業界思いの自民党に一票入れるのが多重債務者。
いい感じ。
朽ち果てつつある蔵。
街角の花をみながら談笑する方達。和やかな空気が良い。
街角の廃墟に向かうクロさん。
手前にあった建物の後が残ってます。
栃木市よりもよっぽど蔵の街らしいです、歴史と生活環境保全という意味では大賛成ですが、これで町おこしなんて言って、無策の言い訳にしてる小役人と商工会議所には絶望してます。
吾妻庵の路地のわんちゃん。
昔は画材をここで買ってました。懐かしい。
中華屋さんのわんちゃん。
昼ご飯を買いにスーパーへ。午後からはお仕事。