● 06年05月02日その2 夕暮れ
結局3時間で帰っていそいで書類を発送して仕事は一段落。車をレンターカー屋さんに返却に来ました。
一カ所寄ってから歩きですからてくてく、とぼとぼと帰ります。
おばか市議会とおばか商工会議所が丸井を追い出しちゃってから、一気に進む街の荒廃。
税金を湯水のごとく注ぎ込んでの駅前再開発ビル、もともとの地権者であるこの店も、とうとうここから出る事になったようです。
いまやミニバブルの昨今、大流行りのこういったお役所と大手ぼったくり不動産会社がタッグを組んだ箱物造りは(表参道ヒルズも例外でなく)もともと居た人達に高額の管理費や家賃、売り上げ負担金などの大きな負担をかけるわけです。
セールのワカサギとエビの佃煮を買いました。
そのまま歩いてぬける路地の入り口。
子供のころから変わらぬ風情。
でもその先に広がる風景は。
内部から広がる病巣のような空き地です。
ほら、表通りまで後僅かにせまる荒廃。
路地裏の井戸。
タクシー会社(もと合同タクシーの)車庫の脇を抜けて。
通りに出ます。
いまだに居るファン、主流はもう定年を迎え始まる年齢に。
昔、ある人と良く来た店、まだ頑張ってるのかなあ?
おせんべいやさん。
以前にも乗せた削り節のお店。
なかではまだお仕事中。
人影の無い通りで頑張ってる魚屋さん。
人気が途絶えてすでに35年のこの通りにも。
唯一深夜まで灯りをともしている店が。
田舎では売れないレゲエ専門のレコードショップ、「o.m.b(オーエムビー)」です。
日本の音楽業界の失敗は自分たちの利権を守るのに、「レンタルレコード」の存在を認めたことです。おかげで、田舎では子供も親も結局CDって買うものじゃ無くって借りたもの(友達からも)を勝手にコピーしちゃっておしまいって風潮になっちゃった事にあります。
おかげでこういった専門店は1枚売れればあとは市内の全員がコピーしてあとは1枚も売れないって現実に直面しなくっちゃならないのです。結局田舎って民度が低いんですよ。
ヨーカ堂(セブンアンドアイホールディングスなんて持ち株会社の商標を全面に出しちゃって、ブランド性をまるっきり認識してないおばか会社の一部門)でかったキャップを被ってます。場所はおなじみ、野中の一軒家か、救いの山小屋のような「Miya」です。
待ち合わせてたのは、仕事も老舗システム開発会社に決まって元気復活の番長、お祝いに8700円奢る事になっちゃいました、痛い!!!
彼女はちゃ〜〜〜〜んとCD買ってます。貰い物も多いけどね(笑)
美味しいご飯を食べて疲れた心を休めます。
元気な人達と別れて疲れてる私はとぼとぼと家に向かいます。
昼間買ったのはこれ、ベタなお土産ですねえ、ふっふっふ。