● 06年02月25日 マット隊長参入
本日はジャパンオープンクレーシューティングフェスティバルが友部で開催です。
華パパです、この2枚は「おとう」の投稿です。ほんとは午前中にでも私が取材でうかがう予定でしたが。
朝っぱらからバイクで東京に向かってます。
昨晩徹夜で作った書類を届けに向かってるわけです。
午後、待ち合わせがあってワイルドランに来ました。
ちょうど居たお客様に通りかかったおばさんが「おっきいバイクだねえ、いいねえ」なんて声をかけてくれている所です。おばさんに褒められててれているお客様。
バイクを預かってもらって、遅いお昼を食べにここに来ました。
OB名物の玄関前のケージにいるにゃんこ、熟睡中。スチロールの寝床の中にはヒーターが入ってました。
こちらもお休み中。
待ち合わせてたのは徹夜勤務明けの「マット隊長」。
名物のでかいカップにびっくり。
少し遅れてやって来たのは「くりたか」さん。最近はいつでも2人。
全員揃ったところで一緒にちょっとお出かけ。
産業道路を外環に向かいます。
まっと隊長、乗客があると運転がプロモードになります。
草加インターから高速に。
そのまま関越に入って新潟方面に、隣には日曜ライダーらしい方のツインカム。
最近ハーレーを買う人が多くなったけど、その中から本当のバイカーになって行くのは何人なんだろう?
おばかバイカーっていうのは、趣味じゃなくってそれがライフスタイルなんで、本当のサーファーがそれがライフスタイルなのとおんなじなんだよね。バイク以外でもスノボにしろサーフィンにしろ商業主義のコマーシャルプロパガンダにのせられたご趣味ってことで踊らされていろいろな「モノ」を買っちゃてるゾンピ軍団の中から、僅かな人が覚醒して群れを離れて本物になって行くんですね。そういった人を「生き甲斐を持っている人」っていうんですよ。
自分探しがブームの現代に、お仕着せのライフスタイルのお飾りとしてのいろいろなご趣味をお持ちの皆様は、生き甲斐を感じる生活をしていますか?
本当の自分の物といえるライフスタイルってのは、別にサラリーマンやってても、警官をやってても良くって、しっかりと自分の生き甲斐を持ってて、それを守って生活をしている人のところにしか生まれないんですよね。
サーファーとして海のそばに引っ越して、貧乏してる中年になっても、しっかりと自分の生き甲斐と家族を守って幸せな生活をしてる仲間もいるわけで、なにかっていうと、「いやあ私なんか家族もあるし、仕事もあるんで、好き勝手はできないんですよ」なんて言い訳だけはお上手な偽善者にはなって欲しくないなあ、皆には。
実は射撃も同じです、毎日撃っててもご趣味の人、月一でも生き甲斐の人、どちらが幸せなのかははっきりとしています。
さて、そういった現代で「Fallen angel」である我々は「guardian angel」だった時の記憶の断片をたどるように、さまよえる人につきあってこんな所までやってきました(笑)
着いたのは花園インター近くの「市川商会」さん。しかし正規販売店はどこも奇麗になっちゃってるんですが、そこにあるはずのバイカーのコミュニティは失われてしまっています。これではまるでベンツの販売店のようです。ブームもピークが過ぎつつある今、仲間が集まるガレージって雰囲気が無くなった多くの販売店には未来が無いと心配するのは私だけではないはずです。
さて、市川商会さんはフレンドリーなお店です。このオヂさんも入れてくれますからね。
で、ここまで足を運んだ目的は、悩める「マット隊長」のお付き合い。彼が狙ってるエボ最終型のFXDLを見に来たんですね。
ハーレーを自身の持つコンプレックス故に、デカチンポのメタファーとして捉えて大きい方が良いって思って買う今の人には、小さく見える「FXDL(ダイナローライダー)」は人気のない機種ですが、もともとのチョッパー派には正統的なローライダーとして大変に認められるバイクなんです。タカマツさんからもボロクソ言われても、ポリシーを曲げずにこれを選んだマット隊長は結構しっかりとした人だったんですねえ。私もこれが好きですね、なんたってFXSの頃(70年代)からの筋金入りのローライダーファンですから、でもなぜか乗ってたのはFXEー>FXDですがねえ(ご予算の都合です)。
親切なスタッフにコーヒーを振舞ってもらってる2人、お土産など彼女に選んで(買わなかったけど)幸せそうです。最近はあまりバイクに乗らない(雨の日は全く)くりたかさん、こんどは彼女も誘ってミーティングでキャンプしましょうね、でもテントでは大人しくしててね(笑)
契約も無事終わって、ほっとしたマット隊長、支払いの為には生活や仕事の不満など考えずに頑張って働いて下さいよホントに。
とりあえず大きさは3割小さく感じるようにカスタムする予定で自車を嬉しそうに確認するマット隊長。
帰りの高速、スノボを積んだ車が多数。冬ももう終わり、春はあと3日で訪れる予定です(笑)
タカマツさんにお買い物の報告をするマット隊長、この一帯はヘリテージファンダメンタリストの本拠なんで形勢不利な隊長ですが、頑張って下さいね。
まあ、昔の仲間も死に絶えて我が道を行く私は、自分のダイナとスポスタといずれまた作る自分のデザインしたオールドスクールチョッパーが一番だと思ってます。
なお、一人前のおばかバイカーになると、自分のバイクが一番好きだから、まったく人のバイクが欲しく無くなるんすね、だから新車はいらない、モーターショーも見に行かないってなるんです。皆が集まれば同じ車種でも同じ形のバイクは1台も無いって状況になるわけです(笑)
射撃も同じです、銃をやたら買い替えてるお金持ちのご趣味の方は不幸です、自分の銃に愛着が無いんだからね。