● 06年02月07日その2 銀座から浅草
客先に向かう途中で、刃物屋さんを覗きます。
左利きの私はちゃんとした刃物は皆オーダー品になっちゃうわけです、だから子供の時から刃物やさんはかならず覗きます。革包丁を買わなくっちゃならないんですが、とうぜん出来合いはないんで火作りして貰わなくっちゃならないんですね。
雷門です、ここから地下鉄で銀座に向かいます。
銀座の裏通りにある三共カメラです。
2軒ある店のウインドウを覗きながら通って行きます。
あっと言う間に、とっとメーカーが逃げ出しちゃって急激に写真感材が手に入りにくくなっていく日本ですが、いまだにアセテート盤がのこってるレコードのように、海外の会社がこれらのカメラを支えてくれるでしょから、いずれ1台買う事にしたいです。
お寿司屋さんの前の路地を抜けて行きます。
ここは路地に面して立ち食いの付け台が作ってあります。でも、こんな感じの立ち食いで実際に営業してるのは築地場外に1軒だけじゃないのかな今は。昔はほんとの路地での立ち食いの店があって、市場やドヤ街では結構最近まで見かけたんですがねえ。
全酪連のカフェ、牛さんが目印。
ティッシュ配りの子、しかしこの大量の段ボール、全部配れちゃうのかなあ。
手縫いの靴店のウインドウ、中では若い職人さんが木型に仮縫いの革を被せていました。
最近は英国送りでのオーダーが増えてきてますが、ここは国内での制作だそうです。木型を作ってくれて18万円からです。しかし、昔作っておいて良かったなあ私は、いまじゃあ払えないぞ。
もっとも、吊るしの服やバッグやブーツに20万位出しちゃう人(これ見てる貴方もかな?)も多いから、18万は高くないかな、と9800円に値切って買ったゴリラのワークブーツ履いて店に入った私は考えた訳ですね。
客先で1時間待機後に打ち合わせ、予定を2時間以上遅れて終了、もうヘトヘトです。
予報と全然ちがって寒風吹きすさぶ街を京橋に向かって進みます。
浅草線で浅草に戻りました、もうすぐ夜。
昼間通った時には気付かなかったライトショップの電飾が、遠くからも目立ちます。
すしや通りを抜けて、伝法院通りに向かいます。しかし右手の居酒屋の「ミニコンベンションホ−ル」ってえ看板はなんなんだろうね?
天丼で有名な大黒屋さんのお隣には「えびす屋」って屋号の雑貨屋さんが出来てます。
で、表のがちゃぽんには「大黒屋」さんのピンズが入ってました(笑)。
お目当ての時計屋さんは今日は早仕舞いしちゃってました、まあ明日も仕事で来るので、売れちゃってなければ明日買う事にします。
今朝見た伝統工芸館に展示してあった銀器を作った銀器の専門店です、しかしいつの間にかえらく奇麗になっちゃったなあ、店の前には緋毛氈敷いた縁台まであって、まるで和菓子屋さんみたいだ。
店内ではご主人がせっせとお仕事中。
火曜日はこの辺りの多くの店が定休日なんです。
神谷バーもお休み。
ちょっと裏通りに入ります、判りにくい路地裏にある「まさる」。昔は天丼のおいしいお店でしたが、ここ10年は来てないんで今はどうなのか判りません、お休みのようなんで今度来て確かめてみますね。
十和田です、おそば屋さんです。結構ここのご飯物が好きです。
いつも買ってる手ぬぐい屋さんの路地をに抜けて行きます。
さすがにこの時間になればお客はいませんね。
レストラン大宮です。
飾り皿も並んで、夕のお客様を待つ店内。
早田カメラさんです。お手頃価格でアンティークカメラを買えます。
私の好きな沈胴式のカメラが多くならんでます。
江戸切り子のお店です、看板が奇麗になっちゃったねえ。
奥には良い感じの切り子が並んでますが、店頭にはお土産用の安いものが置いてあります。でも、さらに手前にある雑器は置かない方がいいなあ。
この界隈もそろそろ閉店です。でもね、浅草ってね明治大正昭和と、実は10時過ぎまでどの店も開けている、夜更かしの街だったんですよ。
戻って来ました場外馬券売り場近くの飲屋街。店も開いています。
競馬の開催日には表のテントの中まで一杯になようですが、今日はどこも閑散としています。
今日は初めてのこの店に入ります。酔っぱらった常連さんに対する扱いが表から見ていて良い感じだんったんでね。
ずーっとお酒はやめてましたが今日は1杯だけ注文しますかね。お友達を待つ間。
スジ煮込みです、ほかでは味噌味が多いんですが、ここではさっぱりした味付けです、美味しい。
砂肝ポン酢です、あとサラダも頼んで晩ご飯にしました。
伊東君登場、ロック座の前まで迎えに出ました。ロック座の場所なら判るって言うから(笑)
昼間通った角の店でもお外の竃で煮込みがぐつぐつと煮えています。
伊東君と乾杯。
このお店(どん)は店内で無線LANが無償で使えます。このお店の若い衆(息子さんだそうです)が、元システム屋さんで、PowerBookとMacG5のヘビーユーザーだって事が話していて判明!!!
マックユーザーはこれからはここだ!!!
常連さんで席もほとんど埋まる頃、我々は仕事があるんで店を後に。
てくてくと歩きながら、他の店もチェック、ここはスナックのようだけど、居酒屋の看板、価格やメニューは居酒屋なんで、ドアも中が見えるガラス窓があるので、居抜きでの開店なのかな?
レトロな外観のビルの1階、カフェなのか酒場なのかはっきりと判らないお店。
そのお隣には11まで営業してるシルバーショップ、オーナーが奥で作ってる物には、梵字が入ってます。私は梵字やトライバルは好きじゃないんで、その事を言ったら、結構思い入れが有る様でちょっと嫌な顔をされました。でもお坊さん関係に合いそうなデザインの物が多くって、さすがに浅草寺脇のお店だとおもいました。私の好みじゃないけど、オリジナル品のクウォリティは良いので頑張って欲しいです。
ここも遅くまで開いてた袋物のお店。
クジラ専門店。
なぜか過応援酒場ってタイトルの「川よん」。
喫茶店みたいな外観だけど、日本酒の瓶がずらりとならんだお店。
通りの街灯には浅草縁の芸能人の写真が、もう死んだ人ばっかりだねえ、なんて言いながら来たら、ばんじゅんの反対側には哀川翔の写真が(笑)
演芸場の前のこの建物、実はマンションらしいです。
浅草演芸ホールの提灯。
そとにある看板にはあんまり知らない若手芸人さんの写真が、この方は伊東君お勧めの「赤いプルトニウム」さん。
帰って来ての深夜、お買い物にてくてくと出たらこの霧。
ほとんど何も見えないなかをスーパーに到着。
買い物をして帰ります。