おまけ付きの今日の日記。不調のO田さん向けにどこまで飛ばしてから振れば良いのかを、O田さん自身の射撃ムービーから作った分解写真で見ましょう。まずはクレーがハウスから出た瞬間。

ちょうどフィールドの真ん中付近まではクレーの速度が早く、目には軌跡としてしか知覚出来ない(動体視力と関係あり、でも動体視力が良くてもトラップにはあんまり関係無いって説もあり)。ここで降り出すと早過ぎ。すぐに追いついちゃって後は同期しちゃう。O田さん前回と違って未だ動いていません。

この辺りまで来るとかなり減速して、クレーそのものがはっきり見えてきます。O田さん未だ動かない。

前のコマ辺りからからはクレーの飛翔はほぼ等速度に見えます。O田さん少し動き始めました。

この辺りでは完全に等速度移動に見えます(射手からは)。O田さん起動。

クレーに追いつこうと銃が加速開始。

バックストップの中程の高さにクレー到達。

本来は前のコマからこのコマが撃破点。でもO田さんここで速度が幾分低下。でもここで画面から外れたけど崖の上から1/3ちょい上で撃破しました。

この画像を重ねると。崖下までは飛ばしておいて。

そこを超えたら起動。

ごらんのようにクレーの移動が等速度に感じられるのは崖に掛かってから。ここでも先達の言葉を借りれば、待つのは時間じゃ無くって距離、練習面ではクレーの移動が軌跡じゃなくなった位置、セットクレーでは飛翔方向が認識出来た時点、ここでぐいーっと加速して振れば。

ちょうど良い高さでクレーを追い越せるはず。(写真はデジカメボロいんで1フレーム抜けちゃってるけど、実際にはご覧のように崖した付近からはほぼ等速移動に見えます)、たぶん視線の位置をちょうど等速になる崖下付近に置けば、自然に待てると思うなあ。そういった意味では、練習面で高付けするならフィールドの下から80%位でも良いのかも。セットクレーで低い生切れや40〜45度の低めが出る状況ではフィールドの下から30%位が良いのかも。前回に比べて、振り始めは適正になってきたけど、他のムービーを見ても、振り後半の減速気味傾向(引きどまり)があります。お役に立ちましたでしょうか?