浅草に来ました。
駅を出ると浅草六区。
12時なんで、国債通り沿い、駅の真上にある「250円弁当デリカぱくぱく24時間営業」でお弁当を買って昼ご飯にします。
しかしなんだねえ、近隣のサラリーマンだけじゃなく、演芸ホールに出てる貧乏な若手芸人さんからホームレスの方まで、ここのお世話になってる人多いですよ。
250円とはいっても、12種類位バリエーションがあって、内容充実。
今日はちょっと変わったお弁当を買いました。これを持って浅草寺の境内へ向かいます。
お弁当屋さんから1分で「東洋館」。
そのお隣の「浅草演芸ホール」では林家三平襲名披露公園が最終日です。
今日は平日だけど浅草は観光客が溢れています。バブル崩壊以後、労働配分率を低下させる事を経営改善の唯一の処方箋として来た日本の多くの企業は、今回の恐慌に際しても同じ方法で乗切ろうとしています。でもねえ、民のこういった小さな幸せを蔑ろにしての企業の復活なんてありえません。ホンダを含めた多くの車メーカーが、「国内には研究部門だけ残れば良い」と言い出した現在、外国資本家のためにだけ稼ぐ名ばかりの「日本企業」を支える為に、数年後には20%を越える消費税大増税が導入される予定です、その時には、ささやかな庶民の楽しみも一気に消し飛んでしまって、ここ浅草の賑わいも消えてしまうんでしょうねえ。
世界経済の主軸の移動を顕著に表しているのがインド料理店の大幅な増加。
さて、裏道を抜けてとことこ歩いてます。
目の前を浅草焼の屋台が通過して行きます。一昨年位まで浅草に良く来ていたので、その頃は羊羹をよく買わせていただいてたんですが、2年ぶり位でお会いしましたねえ、毎日これを担いで売り歩いているんですが、なかなか大変だとおもいます、がんばって下さいねえ。
場外馬券売り場の近くのいわゆる「煮込み通り」に出ました。
昼間から元気に営業している店が多いです。嫁が看護士、嫁が歯科技工士、嫁が先生、嫁がホステス、嫁がソープ嬢などで、昼間から暇のある知り合いとはここで遭遇する事が多いです(笑)
浅草で、煮込みで酎ハイ1杯位のささやかな楽しみも、最下層の私には無理。働くほど貧乏になる日本で人間らしく生きて行くには、あまり働かないようにして、少ない収入のほとんどを仲間との酒に費やすライフスタイルへの転換を図らないといけないのかもしれませんねえ。どうせ老後は生活保護貰わないと、家族の居ない単身者には暮らす方法が無いんだからねえ。
伝法院通りに出ました。
円高の割には外国人観光客姿が目立ちます。
若い人達は観光地の楽しみ方を知っています。無駄なお金を使わないでも、いろんな楽しい事がありますものねえ。
大黒屋さん、繁盛してます。
お散歩のわんちゃん。
祭り半纏のお店ですが、和柄のTシャツが人気。
若い女性達も古道具屋さんに入って行きます。アンティークショップはじじい達の専売特許ではなくなりました。
江戸切り子、手頃な価格の物を、自分へのお土産に1つ買って行くのも良いですね。
さて、今日の写真はすべてiPhoneで撮影しているんで、シャッターの無いカメラ特有の、こういった「ぐにゃり写真」が撮れます(笑)
仲見世です。
たのしそうな外国人グループ。
裏通りにも人が多くいますねえ。
人形焼きを一生懸命見てる女の子。二度と戻る事の出来ないこの時間、後ろでにこにこと見守っている若いお母さんの気持がよーくわかりますねえ。
本堂は改装中の浅草寺。
それでも皆写真撮影中(この写真もぐにゃり写真)。
私も写真を撮りましょう。
今度の日曜は團十郎の奉納かあ。
皆さんここで一休み。
仲の良いカップル、うらやましいです。
さて、私もこのあたりでお昼にしますかね。
お弁当と唐揚げ棒で367円。
お弁当はそば飯とメンチカレーのセット、それに唐揚げをトッピング。
境内でミーティングをしていた修学旅行生が、浅草の街を目指して散開して行きます。
さて、私も打ち合わせに出かけますね。
混雑する仲見世を避けて1本裏を抜けて行きます。
あげまんじゅう屋さん。
いつも買う手ぬぐいのお店。
取材のカメラの入っているのは。
洋食レストラン大宮さん。
お好み焼き屋さんには待ち行列が。
演歌の宮田レコード。
数年前に若い方が始めたパン屋さんも営業中。でも店番はおばさんに(笑)
むかしからある喫茶アンヂェラス。
あたらしく国債通りに開店した印傳屋さん、近くにももう一軒出してたとおもったけど、このお店は広いですよ。
打ち合わせが終って両国へ。営業さんと2名でてくてくと1駅歩きます。
この花が咲いているのは
この橋の欄干。
2軒まわって大江戸線に。
一番混んでる時間帯にTXに乗り換え。
それでも守谷で半分以上降りちゃうんで。
のこり15分は座れました。
夜のつくばに到着です。