昼飯はお弁当。

昼からしょうもないインチキ打ち合わせにお出かけです。某社のダミーとして行ってきます。払う気のない発注側と、受ける気のない受注側、利権がからむ偽資本主義国。

駅前に戻って来ました。

こんなんしても人気の無い駅前です。

再建築不許可ってことで丸井が撤退したビルには、撤退した西友の後に入ってたパチンコ屋や居酒屋チェーンが移転して来て入ってます。

でもねえ上層階は空き家です。たしかに駅前に居酒屋チェーンは必須ですが、こういった分野も含めてのグランドデザインが市街活性化には必須の要件だと思います。今駅前に要求されている物は広い道路でも、大型スーパーでも、場外馬券売り場でもありません。

すでに大型スーパーは郊外型の大型店に軸足を移してますが、その大型郊外店が実はどんどん状況が悪化しています。私の考えではいずれこれらの店舗は半数が閉店、残りは食品スーパーに衣替えして生き残りを計るでしょう。でもね、食品メインへの転換が上手くいったのは90年代の話。食品原価と輸送経費の上昇は、大量購入と納品者への配送押しつけで原価を引き下げて来た大型スーパーの既存の戦略基盤を脅かしつつあり、いずれ来る消費税大幅アップと世帯収入の大幅減少とも相まって、過当競争の末に既存チェーンは衰退、採算の悪化により店舗数の減少が続くコンビニの機能も併せ持つもっと小型なストア形式の店舗に転換して、アパレルチェーン2店位を併設した複合店舗形式に収束するような気がします。

ガソリンの値上がりは郊外店の売り上げを直撃しています。結局は地方から都市部にしだいに人口が集中していき、コンビニの2〜3倍の床面積の小型スーパーが写真の左の建物のような、バス停の直近にあるスペースや、住宅街のコンビニ跡地に出店する形式になって行くとおもいます。多分1Fがスーパーとデリカテッセンとパン屋さん、2Fが書店とカフェと美容室と居酒屋みたいな、昭和の時代の私鉄沿線で多く見られた懐かしい形態の複合店舗が、今っぽい衣を纏って再登場してくると思いますね。

すでにコンビニやファーストフード店の縮小が加速しています。この街でも来年までにはコンビニの3割が撤退するでしょう。セブンイレブンもぼちぼち撤退しはじめていますしね。