朝ご飯はカップ麺、超貧乏な私は節約モードです。で、今日は緑のたぬき。

新御徒町付近で象さんを発見。 

ぞうさんの居たのはこのお店の前。

パーバーンです。

どうも夜はアジア系のレストラン飲み屋さんらしいんですけど。

ここでランチをいただきます。今日はタイカレーにしました。

ご飯も食べたんで客先に向かいます。

御徒町と蔵前の間ぐらいのこの辺り。ほとんどが問屋さん系の小さなビルで埋め尽くされているありふれた街ですが、下町(本来は神田から上野辺りまで)らしい風情も残っています。

「らいふ」、お惣菜ダイニングだそうです。

鈴留さんは鶏屋さん。

牛と豚は肉屋さん。鶏肉は鶏屋さんってのが昔ながら。

ここはなんなんでしょうか?、ランチの文字が見えるんでレストランだとは思うんですけど。

スクーターのお尻。

煙突が見えるって事は。

ありました、お風呂屋さん。

この風景、昭和の香り。

昔は全国どこでもこのゴミ箱を使ってました。ふたが無くなってますけど、いまやほとんど見かけない昭和2〜30年代のアイコン。

牛乳箱はまだいくらか見かけますね。

緑のある喫茶店です。

喫茶木の実、ミッキーさんがご案内。

こういった普通の風景も、天下り利権確保的2輪敵視政策のおかげで消えつつあります。

あれ、紙屋さんなのに、お花を売ってますよ。

コリアンタウンに近いからか韓国系の教会があります。日本ではアジアは皆仏教徒だと思い込んでる節がありますが、タイやスリランカやビルマなどの仏教国(ただし小乗仏教)を除けば少数派です。歴史的には中国では道教、キリスト教、仏教の順でキリスト教の方が多かったそうで、韓国ではいまや三人に一人がキリスト教徒だそうです。韓国のプロテスタントは布教意欲が強いようで、日本にもずいぶんと進出しています。

昭和の床屋さんらしい外観の「BARBERたきぐち」さん。床屋さんっていうと「理容院」だって突っ込み来るんだろうなあ。

ひな祭りも近いのに。

梅もまだ咲きません。

次第に失われて行く懐かしい風景。

トタン板金のデザインが美しい。

軒先も良いなあ。

よくぞ残してくれてます。映画「3丁目の夕日」の鈴木オートそのものでしょ。

いやもう美味しそうなお惣菜が山のように。こんど買ってみよう。

この辺り、御徒町に寄った方には宝飾品用の工具屋さんが多いんですが、蔵前との中間地点には、ベアリングやギアやねじなどのお店が点在しています。

看板建築。

ベスパ、こんな風景も500先までせまる2輪排斥取り締まりのおかげでもうすぐ消えます。いまや都内だけでなく、全国の主要都市では2輪車はまったく停める事が出来なくなってきています。路肩が駄目だからって駐車場に入れるといっても、普通の駐車場には入れられませんし、都内で数カ所あるバイク対応の駐車場に入れるにしても、お役所のご指導で車と同額の駐車料をとられます(1時間6〜700円が多い)。パーキングメーターも使えない(使ってはいけない)現状では、2輪より4輪に乗れって事なんでしょう。はっきり言えば2輪は原則駐車禁止から除外すべきでしょう。多くのお蕎麦屋さんが出前を廃止しました、だってすぐに駐禁とられちゃうからねえ。お役所のご指導に従ってビルを建て替えて地下駐車場を作れるようなお金持ち企業は別として、普通の食堂やお蕎麦屋さんなどの零細業者がこんどのファッショ的な取り締まりに対応出来る訳も無く、結局は弱いものいじめになってるってことも石原都知事には理解できないんだろうねえ。温室効果ガス排出削減なんて言っておいて、せこい天下り先確保の為の今の弱者いじめ、本当にいやな世の中になってきました。

もう10年以上揉めている放置自転車問題だって、ちゃんと都市計画の中で対応していなかった役人の怠慢を、一般の利用者を悪者にすることでごまかしてるだけなのにねえ。ある駅前再開発では路肩をお買い物客用の駐輪フリーゾーンにする案を出したら、警察様から4輪のパーキング以外の設置はダメが出て実現出来ず。結局は2重になるほどの駐輪状態になってるのが現状。自転車の歩道通行だって、ママチャリが歩道を通れば違反切符を切る方向になって来たし、逆にロードレーサーは歩道指定の道路では車道を走れなくなっちゃうし。同じ自転車っていっても性能や用途がまちまちなのに、車両って言葉で一括りにしゃちゃうのも、言霊が生きている日本ならではの事なのか、日本人の好きないじめなのか。

でもこういった作為的とも思えるシステム設計能力の欠如って、お役人だけの事ではないのかも。昔あるゼネコンの新築の事業所のシステム設計をやった時に、パソコン用に各ブースにコンセントを設置するように指示してあったのに、実際の図面が出来て来たらなんとフロアに3カ所しかコンセントが無くって、それもパーティションに関係なく位置決めされていてびっくり。さっそくその会社の設計部び問いただしたら、「だってこんなもんでしょ普通は、変更する必要はないでしょ」だって。自分が入る建物の設計ですらこの体たらくなのが日本の大企業。完成後には結局1つのコンセントから20ものたこ足配線になっちゃって、プリンターが動くと電圧低下でパソコンが落ちる事態にはあきれましたねえ。

民営化でずいぶん変わったけど、駅のエスカレーターだって、わざわざ設置しても最後にはかならず障害者をいじめるために階段部分を残す慣習があったのもおなじ根っこなんだよねえ。エスカレーター設置する目的は知ってても、作為的に機能をスポイルさせるように設計するわけで、弱者に対して表向きは良い顔をしてても、うらではセコいいじめを繰り出す、日本特有のおかしな思想の特徴ですね。

さて、お金のでないお仕事も終わって、感謝されて気持ちは良いけど懐は寒い私は、アメ横に移動です。

待ち合わせてた仕事仲間から1週おくれのチョコをもらいました。

なんかディープなチョコだなあ(笑)でも一番嬉しいなあ。

お茶しながらちょっと勉強会を開催。

某大学の仕事で大赤字食った同業者の話を聞いてます。女性の担当者が問題大有りで、良くある話ですが、子飼の業者以外にはあれこれ仕掛けてくるそうです。とうとう罠にハマって苦労した同業者の話には、2校続けて女性担当者で苦労して大赤字出した我々も身にしみています。

思い出だすのは皆が仕事に参加してたある大学の担当教授。我々のプロジェクトに出すって名目で予算獲得しておいて、どたんばで全く別の業者に全額払っちゃって大問題に。子飼の業者は後年度予算で全額取り返したそうだけど、入札で入ってた数社はまるきりの大赤字に。結局あの3千万はどこにいっちゃったんだろうなあって皆でため息(笑)

村役場での最後の慰労会。このメンツではこれからもここで飲むだろうけど、仕事を発注することはもう無いだろうから、仕事仲間としての宴席は今日が最後です。

そろそろ鍋の季節も終わるので、鴨鍋も頼んじゃいますね。大赤字な私ですが、最後の支払いは引き受けて帰ります。ごくろうさまでした。

変わらない佇まいのお店の前を通って帰ります。

お留守番してたクロさん大あくびです。