今回のグッズは、以前に招福グラスの回のなかでちょっと紹介させていただいた商品ですが、個人輸入やショップで購入された方数人からお礼の御連絡を管理者宛にいただきました。お役にたててうれしいと思いましたが、多くの方が説明書をちゃんとお読みにならずにシューティンググラスにお貼りになり、位置決めに失敗して貼り直ししたら剥がれてしまった、などの失敗をされているようなので、正しい位置決めと装着方法を説明しておこうと思います。 さてこの商品についてあらためて説明させていただきますと、これはシューティンググラスやサングラスなどの内側に貼ることで、利き目の補正を行なう半透明のシールです。 具体的には照準する目の反対側の目の側のレンズの内側にこれを貼ると、視野の中心が遮蔽されるので、自然に片目で照準するようになるが、片目をつぶった時と異なり周辺の視野が確保されるのが特長です。ところが実際に銃を構えた状態での位置決めが必要なのですが、適当に貼ってしまうと失敗してしまうことになります。 それでは実際に正しい装着方法を説明しましょう。 ● 商品パッケージは上の写真ですが、開けると右写真のようなプラスチックのケースにはいった、6色のシールと、周りが黒いリング状のシールが2枚はいっています。 ● マジックドットを装着するグラスをかけて、銃をかまえてみます。 ● 両眼を大きく見開いて照準をしてみます、この状態で付属のふちの黒いリング状のシール(以下リング)の黒いシールの貼っていない側(透明フィルム側)に息を吹き掛けて湿らせておき、遮蔽する側のレンズの外側に貼ります。この状態で、リングは湿気で付いているだけなので簡単に位置を変えることができます。 ● 再度照準をしてみて、その状態で照準側の目をつぶってみて、反対側の目がリングの中を透して照星が見えるようにリングの位置を調整します。このとき必ず実際の射撃姿勢で立って、挙銃をして下さい。そうしないと実際の射撃時に位置があわなくなってしまいます。実際に調整して位置決めしたリングの位置は、レンズ中心から外側の上側にずれた位置に貼られていると思いますが、それが正解です。 ● さてリングの位置決めが終わったらグラスを外し、そのレンズに合った色のシールを選び、シールの台紙をはがして、レンズの内側から外側のリングに重なるようにシールを貼ります。 ● 最後に外側に貼ったリングを剥がして、終了です。 正しい位置に貼られた状態で、射台に立ってみましょう、ほら両眼をあけて照準しても、片目が遮蔽されていることが判らないでしょう、でもためしに照準目をとじてみると、照星のあたりがぼわっとした状態で霞んでいることがわかるとおもいますが、まわりの視野は確保されれいることが判るとおもいます。それでは実際に撃ってみてください。片目をつぶった状態に比べて、はるかに視野が広がり、緊張も少なくなっていることがわかると思います。左写真はメーカーのカタログの写真ですが、実際にはもうすこし位置が中心からずれると思います、ただこんな感じで、照星以外には視野が確保されているのが判るとおもいます、早いクレーの捕そくも問題ありません。なおこの商品にはライフル用に直径13mmの商品と、ショットガン用の直径19mmの商品があります、間違えないように購入して下さい。 | |