2002.11.15 No.0009
工夫の賜物シリーズ
(1)
「招福」利き目補正用シューティンググラス
これで当らなくてどうする(笑)!!今回は風水応用の招福シューティングシェードです。
さて、私は御存じの通り「左利き」で、左利き目(マスターアイ)ですが、最近左右に視力差が出てきて、右目で見てしまうことが時々あるようになりました。そこで対策として「目隠し」を使ってみることにしました。
昔、エアーライフル射撃を始めた頃、右で撃ってたので利き目が逆になり、片側の目隠し板を最初の内は使ってました。これは片目の視野をほとんど遮蔽してしまう物ですが、静止標的を狙うライフル射撃では良いのですが、移動標的を狙うクレー射撃ではもうちょっと周辺の視野を確保しておきたかったので、照準点の中心視野のみ遮蔽して、周辺部は見えるような目隠しを使うことにしました。
それが上の写真のグラスです。まあみたところこれではふつーのサングラスですが、良く見ると、右目(私は左利きなので右目を遮蔽)のところに円形の影が見えるでしょう。これを裏から見ると、
こんな感じになってます、見よこの「招福」の文字を!!
まあ簡単に言えば、裏から丸いシールを貼っただけなんですけど、この方法は結構昔からやってる方法で、シールの直径を変えることで遮蔽する範囲を、コントロールすることが出来ます。本当は直径が1cmぐらいに切ったメンディングテープや黒いテープを貼ったほうが気にならないのですが、受けをねらって100円ショップで買った招福シールを貼ってみました。(笑)
貼り方のコツは、レンズの中心に貼るのではなく、実際の射撃姿勢の状態で、照星を遮蔽する位置(上ぎみの幾分外側)に貼ります。
まあ使ってみると、ちょっと径が大きかったかな?と思うのと、黄色いので裏からの反射があるのが気になるのですが、仲間には確かにうけましたね。
今後はマトモに黒いシールか、半透明のシールをはって真面目仕様にして使用するつもりです。こういった物としては、ブローニングの商品でマジックドットというものもあります。これも裏から貼るシールですが、グラスの色に合わせた赤やアンバーなどの色の半透明にしてあるところが工夫です。
必要な方はマトモ仕様でおためし下さい。片目をつぶるより周辺視野が広がり、緊張も少なくなります。
なお写真のグラスは薄めのアンバーカラーのSnap-onのセーフティグラスで、UBEXのOEM品ですが、2300円でした。